8月3日土曜日
中国地方の6大学(島根大学、鳥取大学、岡山大学、川崎医科大学、広島大学、山口大学)の内分泌・代謝領域の診療科が合同で行う臨床研究の会がスタートしました。
今回が第一回の会であり、中国地方の大学で切磋琢磨して、より良い臨床研究を行っていこうということが主な趣旨で、若手が多く参加して討論できるような会にしたいということだそうです。
特別講演に東京大学の山内敏正先生が「アディポネクチン受容体をターゲットにした健康長寿薬開発の試み」というタイトルで、とても魅力的な発表を聞くことができました。
将来的にアディポネクチン受容体刺激薬が糖尿病治療や長寿薬として有用ではないかという内容で、いつか日本初の新たな薬として世に出てくるのではないかとワクワクするようなご発表でした。
僕も一般演題として、現在取り組んでいる島根県内の他施設共同研究の計画について発表してきました。フロアの先生方からいくつか示唆に富むsuggestionをいただき、とても有意義な時間を過ごすことができました。
毎年この時期に開催する予定なんだそうで、今から来年が楽しみです。