第51回欧州糖尿病学会 in ストックホルム

9月14日から18日までスウェーデン、ストックホルムで開催されたヨーロッパ糖尿病学会に参加、発表してきました。

本学会では、最近糖尿病領域で話題になっているEMPA-REG OUTCOMEの大規模臨床研究の結果が発表されました。

エンパグリフロジンを心血管疾患高リスク患者に使用することにより、心血管イベントのみならず総死亡リスクも低下させるという会場にいた聴衆から拍手が起こるくらいの素晴らしい結果で、驚きました。本研究によりSGLT2阻害薬の立ち位置が今後変わってくる可能性がありますね。

ストックホルムといえば、ノーベル賞授賞式のある地ですよね。

ノーベル博物館を見てきましたが、やはり先人たちの異業に感心し、微力ながら今後の医療に役に立ちたいとう思いになりました。

金沢一平 糖尿病と骨粗しょう症専門医からの提案