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私は糖尿病と骨粗鬆症を専門にしている
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10月28日(木)

フレームワークで考えるGLP-1受容体作動薬の位置付けと使い分け

案内状

東京済生会中央病院糖尿病・内分泌内科の香月健志先生に座長をしていただき、港区・品川区・大田区の糖尿病診療に関わる先生方を対象にGLP-1受容体作動薬の使い分けについてお話をさせていただきました。

東京済生会中央病院の理念:

「済生の精神」に基づいた思いやりのある保健・医療・福祉サービスの提供を通じて社会に貢献します。「済生の精神」とは、分け隔てなくあらゆる人々に医療・福祉の手を差し伸べることなんだそうです。

済生会中央病院 (saichu.jp)

 

 

今回の講演では、ビジネスの場でよく使われるフレームワークというものを使って糖尿病治療薬のなかでのGLP-1受容体作動薬の位置付け、そしてGLP-1受容体作動薬の使い分けについてお話しさせていただきました。

エール君
エール君

フレームワークとは思考を整理して物事を進めていくための枠組みのこと

ビジネスの現場で分析や意思決定、アクションを取るために役に立つのがフレームワークです。フレームワークは先人たちが考え出した「先人の知恵」であり、それを状況に合わせて活用することで、仕事を大幅に効率化できちゃうんです。

今回は糖尿病医療業界をPEST分析、5フォース分析を用いて外部環境を分析し、糖尿病診療における最重重要要因KSFを考えてみました。そのうえで、クリニック・先生の方針との整合性を取り、患者群を絞ってポジショニングを考えていくという作業を行いました。

PEST分析

世の中の動きを分析して変化するニーズを予測する際に有用なフレームワーク。Politics(政治)、Economy(経済)、Society(社会)、Technology(技術)の頭文字で構成されています。これらのことは自分では変化させることはできない環境要因(マクロ環境)であり、数年先の社会がどのようになっているのかを予測し、そこから逆算して戦略を立案していきます。糖尿病業界に大きな影響を与える社会的変化として、やはり高齢化が挙げられると思います。それに伴い、医療費の増大や医療制度の改革などが進められるでしょう。また、技術の点ではネット環境のさらなる拡充、デバイスやシステムの進化があります。GLP-1製剤でいうと、注射デバイスの進化があり注射が誰でも簡単にできるようになっています。

5フォース分析

業界を分析するためのフレームワーク。5つのフォース(力)を整理して、業界の魅力度を考察したり、どこに力点をおいて対応するかを考えるのに有用なツールです。5つの力とは、①業界内の競争、②買い手の交渉力、③売り手の交渉力、④新規参入の脅威、⑤代替品の脅威です。医療業界においては、買い手は患者さんあるいは患者さんの家族、売り手は国民健康保険、社会保険、製薬会社/卸し/医療機器メーカーなどになるでしょうか。糖尿病領域でも患者さんのニーズが変わってきており、特にコロナ過になってから受診の利便性が求められるようになっています。一方、糖尿病は利便性だけではなくしっかり治療すべき疾患であり専門性も求められています。また、医療機器もIT技術を用いた血糖管理システム、オンライン診療、インスリンポンプなど様々な機器システムのイノベーションがあります。

やはり、糖尿病業界においてもバリューチェーンを押さえることが重要ですね。

ビジネスフレームワークを勉強して、ご自身の診療領域を客観的に分析してみると、新たな発見や感じ方があるかもしれませんね。

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