ICLAにて発表を行います

今週末、ソウルで開催される第2回国際脂質代謝・動脈硬化学会のシンポジウムにて、発表をしてきます。

僕の与えられた発表課題は「オステオカルシンと動脈硬化」についてです。

骨粗鬆症患者では動脈硬化性疾患の発症リスクが高いことから、骨と血管とは関連性があることが考えられてきました。

近年、骨から血中へ分泌されるオステオカルシンというタンパクに糖・脂肪代謝を制御するホルモン的な役割があることが明らかとなり、さらに最近では血管にも直接影響しうることが報告されるようになってきています。

そこで、今回の発表では、オステオカルシンと動脈硬化との関連性について、これまでの基礎データと臨床データをレビューしてみたいと思っています。

初めての韓国であり、国際学会のシンポジストとして発表するということで、緊張しています。

その反面、国を超えて他の研究者と交流できることは楽しみです。

よい発表になるように、頑張ってきます!

写真はICLA(International Congress on Lipid Metabolism & Atherosclerosis)のホームページのスクリーンショットです。

金沢一平 糖尿病と骨粗しょう症専門医からの提案