糖尿病患者では骨折リスクが高いことが明らかとなっていますが、その病態は骨質の劣化です。すなわち、骨量(骨密度)が正常に保たれていても、骨折リスクが高い患者さんが多く存在するとされています。しかし、骨質を臨床の現場で評価することは不可能であり、どうやって骨折リスクを評価するかが課題となっていました。
今回、2型糖尿病患者さんを対象に行った研究で、下記の項目をスコア化することにより骨折リスクを評価しうる可能性を明らかにしました(科学雑誌であるBoneにaccept)。
このスコアをIZUMOスコア(ADBaln Tスコア)と名付け、今後さらなる検討により有用性の確認やバージョンアップができるように検討を続けていきたいと思います。
※詳しくは研究業績、DMD、DBDについてあるいは今後Boneに掲載される予定の原著論文まで